【アウディ A4 試乗】とにかくカッチリした印象…ピストン西沢

試乗記 国産車
【アウディ A4  試乗】とにかくカッチリした印象…ピストン西沢
【アウディ A4 試乗】とにかくカッチリした印象…ピストン西沢 全 5 枚 拡大写真

一言でいえば、隙がないクルマ…。外装はデザイン、仕上がりとも上質。インテリアは味わいを持ちつつも、適度に事務的。走りのフィーリングはかなり硬めの足回りを持つ。シートの座面も硬めで、シフトやハンドルなどの機械的操作フィーリングと合わせて、とにかくカッチリした印象に仕上がっている。

その硬めな所が運転手には楽しいA4なのだが、自分の父と母(自分のクルマ乗り心地人間評価軸)を乗せて試乗+親孝行でドライブした後、両親はいつもより疲れたと言っていたのが言葉で表現する以上の本質か?

細かい部分では、運転好きのためのクルマなのに、1.8リットルの「TFSI」とCVTとの組み合わせは、レスポンスが悪く、スロットルの動きに無反応な時アリ。シフトアップ時のエンジン回転も低く、過給が付いてこないので、かなりもどかしい。その点、3.2リットルのV型6気筒「FSI」+ATはスポーティなシャシー性能とマッチしたパワーと反応が楽しい! クワトロの制御も極めて自然。

ピストン西沢│DJ
大学時代からクラブDJとして活動。現在はJ-WAVEのDJ、数多くのCD製作、ファンクバンド「ダンス☆マン&ザ・バンド☆マン」のリーダーとして音楽業界に関わっている。自動車が大好きで、アマチュアレーサーとして数多くのワンメイクレース、スーパー耐久に参戦している。愛車は10年来、1972年型フェラーリ『ディーノ246GT』。

《ピストン西沢》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. レクサス『LBX MORIZO RR』、イエロー映える限定車「Original Edition」価格は730万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る