トヨタの木下副社長「厳しい状態は来期も続く」

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタの木下副社長「厳しい状態は来期も続く」
トヨタの木下副社長「厳しい状態は来期も続く」 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車は6日、2008年度第2四半期決算の説明会を行った。その中で、木下光男副社長は今後の見通しについて、「この下期の厳しい状態が来期も続く」と述べた。

トヨタの下期の営業利益は180億円で、07年度下期のそれが約1兆円だったことを考えると、ほとんど利益が出ないのに等しい。「ベクトルが上向くのは来年の終わりごろになると期待する」と木下副社長。

ただ、業績については「緊急収益改善委員会を通じて、今期を底に頑張っていきたい」という。トヨタは世界の自動車市場の伸びが予想より相当遅れるととらえており、今後の設備投資を大幅に減額する方針だ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る