Wii『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』…押井映画がベースの戦闘フライトシム

モータースポーツ/エンタメ ゲーム
Wii『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』…押井映画がベースの戦闘フライトシム
Wii『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』…押井映画がベースの戦闘フライトシム 全 3 枚 拡大写真

Wii用ドラマチックフライトシューティング『スカイ・クロライノセン・テイセス』が、バンダイナムコゲームスのナムコレーベルから発売中だ。夏に公開された押井守監督の劇場映画をベースにした作品である。

本作の特徴は、まず戦闘機の操縦システム。Wiiヌンチャクを操縦桿、Wiiリモコンをスロットルに見立てた形で、自機を操縦していく仕組みとなっている(クラシックコントローラーなどでも操作可能)。

戦闘機は、現実の第2次世界大戦時のレシプロ機がもう少し進歩した感じのものが多い(ジェット機らしき機体も見かけられる)。武装は機銃が基本となっている。また、2P用のWiiリモコンを用意すれば、アシストプレーが可能。2P用の標準で敵機をねらい打てるようになる仕組みだ。

もうひとつのポイントは、全世界で1000万本以上を売るコンバット系フライトシムの代表作である『エースコンバット』シリーズのスタッフが制作を手がけている点。同シリーズは、バンダイナムコゲームス設立前のナムコ時代から続く名作。いわば、本作は『エースコンバット スカイ・クロラ版』ともいえる作品となっている。

物語は、いくつかの大戦を経て、平和を手に入れることができた世界が舞台となる。しかし、人々は戦争がないことが逆に不安となっており、そこで生み出されたのが、政府と契約した企業によって行なわれるショーとしての戦争だった。プレーヤーは、そのショーとしての戦争を行う戦闘機パイロットのひとりを演じることになる。

映画と同じ世界観で、戦死しない限りは永遠に思春期のまま生きられる「永遠の子供たち《キルドレ》」と呼ばれる者たちも登場するが、登場キャラクターはゲームオリジナルとなっている。いわゆる、もうひとつの「スカイ・クロラ」が語られていくというわけだ。

価格は7140円。

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『エブリイ』ワゴンに試乗、商用車とどう違うのか…5月4日の過去記事
  2. 【スズキ ワゴンRスマイル 改良新型】誰が見ても可愛いといわれるように…開発責任者がそういう理由とは
  3. 初心者でもここまでできる! プロショップが提案するコスパ重視の音質アップ術[音を良くするコツをプロが指南]
  4. YURTの『シエンタ』用車中泊キットが大幅アップデート、生産体制見直しで8万円値下げも実現
  5. ホンダエンブレムに溶け込むスーパーワイドカメラ、データシステムが『WR-V』用キットを発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  4. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る