ミキサー車が無人で滑走、自転車30台押しつぶす

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7日午前、広島県広島市佐伯区内の市道に停車していた大型コンクリートミキサー車が無人のまま約70m滑走して路外に逸脱。道路から約7m下にある高校の駐輪場に転落する事故が起きた。自転車約30台が押し潰されたが、ケガ人はいなかった。

広島県警・広島西署によると、事故が起きたのは7日の午前9時15分ごろ。広島市佐伯区観音台3丁目の市道に停車していた大型コンクリートミキサー車が無人のまま、約70mに渡って滑走。ガードレールを突き破って路外に逸脱し、道路に隣接する高校の敷地内に転落した。

車両は高校の生徒が使う駐輪場に落下。1区画を完全に押し潰し、自転車約30台が大破したが、すでに授業開始後であり、生徒に負傷者は出なかった。警察ではミキサー車を運転していた59歳の男性から事情を聞いている。

現場は幅員6m程度の道路で下り坂。事情聴取に対して運転者は「(向かっていた工事)現場を確認しようと降車した直後、クルマがゆっくりと動き出した」などと話しているようだ。警察ではサイドブレーキの掛け方が甘かったものとみている。

《石田真一》

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