高校教諭、危険運転罪で起訴 飲酒運転で事故を起こす

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今年10月、東京都立川市内の市道で、都立高校に教諭として勤務する59歳の男が起こした飲酒運転を原因とする軽傷人身事故について、東京地検八王子支部は7日、この男を危険運転致傷罪で起訴した。現役の教師が危険運転罪で起訴されるのは異例だという。

同支部によると、問題の事故は今年10月18日の午前1時20分ごろ発生した。立川市幸町付近の市道で、青信号に従って道路を自転車で横断していた20歳の男性に対し、赤信号を無視して進行してきた軽乗用車が衝突した。男性は自転車ごと弾き飛ばされ、打撲などの軽傷を負った。

クルマを運転していたのは小平市内の都立高校に教諭として勤務する59歳の男。男は直立していられないほどの泥酔状態だったことから、警察では自動車過失傷害や道路交通法違反(酒酔い運転、信号無視)の現行犯で逮捕した。

警察は同容疑で送検したが、検察では男が事故直前まで自宅でウイスキーを飲み、酔いを自覚しながら買い物へ行くためにクルマを運転したという事実を重視。危険運転罪の適用を決め、7日に同罪で起訴している。

《石田真一》

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