ニッパツ中間決算…自動車向け好調で増収増益 通期見通しは下方修正

自動車 ビジネス 企業動向

ニッパツが発表した2008年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比4.0%増の117億4700万円と増益だった。

売上高は同11.1%増の2501億3100万円と2ケタの増収となった。懸架ばねは国内自動車生産台数増加と北米事業の収益改善が寄与したほか、シート事業も受注車種の新車効果で大幅な増収となった。精密部品事業もHDD用サスペンションのアジア地域で増加した。
 
収益では為替変動による減益効果があったものの、シート事業などの収益増加などで増益となった。経常利益は同12.9%増の141億700万円、当期純利益は前年度に株式売却益を計上したため、同1.1%減の90億7300万円となった。
 
通期業績見通しは自動車関連向けの販売減少、情報機器関連の在庫調整の長期化などを見込んで下方修正した。売上高が同2.5%増の4970億円、営業利益が同30.8%減の210億円、経常利益が同20.2%減の250億円、当期純利益が同21.4%減の160億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「スピーカー交換」も良し、「アンプDSPの追加」も良し。でも!?[初めてのカーオーディオ“とっておき”をプロが提案]
  2. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  3. 今、ヨーロッパで一番売れているコンパクトSUV!ルノー『キャプチャー エスプリ アルピーヌ』とプチヴァカンスへPR
  4. 30年ぶりの快挙!ランチア『イプシロン ラリー4 HF』、欧州選手権で初勝利
  5. 「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る