【COTY 選考コメント】日産が投票前に戦いを降りた…国沢光宏

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【COTY 選考コメント】日産が投票前に戦いを降りた…国沢光宏
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今年のCOTYは、次世代のコンセプトを取り入れたECOカートヨタ『iQ』と、ポルシェをホンキでビビらせたスポーツカー日産『GT-R』、そして日本車には無い味を持つ輸入車シトロエン『C5』の戦いとなった。

結果はiQの圧勝に終わるのだけれど、もしGT-Rさえ最後まで頑張っていれば案外混戦になったかもしれない。というのも日産が投票前に戦いを降りてしまったからだ。投票前に各社「選挙演説」(車両のアピールです)を行う。その際、日産は「ぜひテクノロジー賞に推薦して欲しい」。

選考委員も迷う。ECOのiQと性能のGT-R、どちらの車も評価したい。「もしGT-Rがテクノロジー賞を欲しいというなら、それもいいかな」と考えるワケ。実際、そう判断した選考委員は少なくなかったらしい。この3車種、個人的にはどの車種が大賞を獲得しても納得します。  

国沢光宏|自動車評論家
学生時代から執筆活動を開始。現在、『CARトップ』、『ベストカー』などに寄稿する一方、AM/FM局でのパーソナリティ、WRC解説も行う。クルマ選びからドライビングテクニック、業界ニュースなど、広く深くが取材目標。

《国沢光宏》

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