ロータスから究極のサーキット専用車登場!!

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ロータスは13日、『2イレブンGT4スーパースポーツ』を発表した。欧州GT4スーパースポーツクラスに参戦するために開発した生粋のレーシングマシンだ。
 
ロータスは2007年3月のジュネーブモーターショーで『2イレブン』を発表。ロータス創設者、コリン・チャップマンの「軽量化による性能向上」という思想を受け継ぎ、軽いボディに高性能エンジンを搭載した。その2イレブンの最高峰がGT4スーパースポーツである。
 
サーキット専用モデルを思わせる装備がフルロールケージ。リアウイングは軽量なカーボンファイバー製となり、アンダー部分にはカーボン製ディフューザーを追加した。ロータスは「160km/hで走行している場合、約80kgのダウンフォースを発生する」と説明している。
 
エンジンは2イレブンと同じく、トヨタ製「2ZZ-GE型」1.8リットル直4にイートン社製スーパーチャージャーの組み合わせ。しかし、スーパーチャージャーのブーストアップ、吸排気系やコンピューターの変更で、最大出力270ps、最大トルク25.2kgmを獲得している。これは2イレブン比で15ps、0.5kgmの性能向上だ。
 
重量は公表されていないが、2イレブンのサーキット仕様と同じ670kg程度に仕上がっている模様。その場合、パワーウェイトレシオは2.48kg/psとフェラーリ『430スクーデリア』の2.45kg/psとほぼ同等になる。
 
ミッションは6速シーケンシャルで、シフトダウン時にはエンジン回転数を同調させる機能を装備。ダンパーはオーリンズ製、タイヤはヨコハマのセミスリック「A048」を装着。ABSやLSDはサーキット仕様が奢られる。
 
ドライバー周りでは、シートがカーボン製の軽量バケットタイプとなるほか、6点式シートベルトを採用。また、2イレブンの助手席は取り外され、シングルシーターに変更されている。
 
GT4スーパースポーツは2009年シーズン参戦に合わせて、2009年3月に限定10台を販売。価格は7万8255ポンド(約1100万円)だ。また、現行2イレブンのオーナー向けにGT4スーパースポーツと同様のチューニング内容をセットしたレトロフィットキットも販売される予定である。

《森脇稔》

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