オートオークション会場とのデータ連携可能に

自動車 テクノロジー ネット

業務アプリケーションを開発・販売しているブロードリーフは、オートオークション会場(AA会場)とのデータ連携オプションを装備した中古車販売店向けの自動車流通支援ネットワークシステムの最新版『VX.NS(ブイエックス・ドット・エヌエス)』の提供を17日より開始する。

AA会場とのデータ連携オプションは、会場に出品された中古自動車を落札、成約した際にAA会場からファックスなどで送られてきていたオークション計算書のデータをネットワークを介して「VX.NS」に取り込めるようにするもので、中古車販売店の業務の中では仕入れ業務の管理、支援を行う。本オプションが加わり、中古車販売店で行われる仕入れから販売までの業務を一貫して管理、支援することが可能になった。

また、オークション計算書データを取り込んだ後は、価格、原価、利益などのデータベースとして活用できるほか、落札・成約した中古車を計算書のデータを利用して自店のホームページに即座に反映させることもできる。

データ連携が行えるAA会場は、サービス提供開始時点ではJU岐阜羽島オートオークション会場のみ。ブロードリーフは、中古自動車販売店に対する「VX.NS」の販売と平行して、データ連携が可能なAA会場の開拓にも注力し、全国化の早期実現を目指す、としている。

《宮崎壮人》

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