【スーパー耐久 最終第7戦】BMWが席巻したシーズン、砂子塾長引退

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【スーパー耐久 最終第7戦】BMWが席巻したシーズン、砂子塾長引退
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15日、ツインリンクもてぎでスーパー耐久シリーズの08シーズン最終戦となる第7戦「もてぎスーパー耐久 500km」が開催された。総合優勝は、STクラス1の50号車「PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE」(ファリーク・ハイルマン/柳田真孝/吉田広樹組)。

王座争いが最終戦までもつれ込んでいたのが、STクラス2とSTクラス4だ。STクラス2は、王座争いに絡んでいない56号車「眠眠打破ランサー」(服部尚貴/松本達哉/白坂卓也組)が優勝。ランキングトップの37号車「シーケンシャル エンドレス アドバン ランサー」(和田久/砂子塾長/HINOKI組)は5位に入賞し、今回で引退の砂子塾長にとって有終の美となる王座獲得となった。STクラス4は、ランキングトップの51号車「AGY ings インテグラ」(井尻薫/黒木英春/黒木健次組)がきっちり優勝し、王座を獲得している。

第7戦はいつもとは異なり、15日土曜日に3時間の間隔を開けて予選、決勝という1DAYレース。予選は今回も「PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE」の2台がフロントローをキープし、決勝も2台がほかを引き離す展開となる。しかし先頭の28号車が徐々に差を広げ、ラスト5周時点で1分の差。そこで28号車は、今シーズン1度も走っていない、Cドライバーのジョハン・アズミを走らせることに。しかし、予想外に交代に時間がかかって50号車に先行されてしまい、勝利を譲る形となってしまった。

前戦で王者が333号車「エクセディH.I.S.イングスZ」(前嶋秀司/佐々木雅弘組)に決定しているSTクラス3は、27号車『FINA ADVAN M3』(小林且雄/村田信博/井上貴志組)が終盤にトップに立って、今シーズン2勝目。ランキングも2位となった。

翌16日には、もてぎのオーバルコースを利用したスペシャルレース「スーパー耐久オーバルバトル」が実施されている。

《デイビー日高》

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