【ロサンゼルスモーターショー08】VWトゥアレグ…世界一過酷なレースに参戦

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【ロサンゼルスモーターショー08】VWトゥアレグ…世界一過酷なレースに参戦
【ロサンゼルスモーターショー08】VWトゥアレグ…世界一過酷なレースに参戦 全 4 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンオブアメリカは、19日に開幕するロサンゼルスモーターショーに『トゥアレグTDI』の『トロフィートラック仕様』を出品する。世界一過酷なオフロードレースといわれる「バハ1000」に参戦するために開発されたマシンだ。

バハ1000はメキシコのバハカリフォルニア州エンセナダを起点に、総走行距離1000マイル(約1600km)を2日間、昼夜を通して走り抜き、最も早くゴールした者が勝ちというレースだ。コースのほとんどが砂漠で、完走率の非常に低い厳しい競技として知られる。

VWは第41回のバハ1000では、「バハ・トロフィートラック」の最高峰クラスに参戦予定。そのためのモンスターマシンを完成させた。

エンジンは5.5リットルV12TDI。最大出力550ps、最大トルク86.4kgmを発生する。2563kgの超ヘビー級ボディをバハで高速走行させるためには必要なスペックだ。

市販車とは異なり、耐久性を高めるために、強固なロールケージで組み上げたフレームシャシーに、ボディを載せる方式を採用。サスペンションはフロントがダブルAアーム、リアが4リンクに交換されており、FOXレーシング製ダンパーとアイバッハ製スプリングで強化された。

カリフォルニアのVWデザインセンターが設計したボディは、トゥアレグのイメージを残しながらアグレッシブに変身。ボディサイズは全長5410×全幅2337×全高1981mm、ホイールベース3175mm。市販車よりも、ひと回り大きくなっている。

2008年のバハ1000は11月21 - 22日に行われる。果たして、トゥアレグはどんな活躍を見せてくれるだろうか。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る