口論に加勢しようとクルマで突進

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15日夜、兵庫県姫路市内の市道で、飲食店の前に立って話をしていた男女4人に対し、市道を進行してきたワゴン車が突っ込む事故が起きた。この事故で4人が重軽傷を負った。クルマはそのまま逃走したが、警察は後に28歳の男を逮捕している。

調べに対して男は「別の男性と一緒に酒を飲んでいた際、被害者とこの男性が口論になった」、「外に出てからも口論は続き、男性を助けようとクルマを突進させた」などと供述している。だが、事故が起きた時点で口論は収束し、この男性は現場からすでに離れていたという。

警察では関係者からも事情を聞き、事件に至るまでの詳しい経緯を調べる方針だ。

兵庫県警・飾磨署によると、事故が起きたのは15日の午後9時50分ごろ。姫路市広畑区東新町2丁目付近の市道で、近くにあるスナックから路上に出て話をしていた男女4人に対し、市道を進行してきたワゴン車が突っ込んだ。

クルマは4人を直撃。スナックに客として訪れていた35歳の男性が足を骨折する重傷。スナックの従業員である男性2人と、女性1人が転倒した際に打撲などの軽傷を負い、いずれも近くの病院に収容されている。クルマは現場からそのまま逃走した。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。負傷した従業員が「店にいた客の男によく似ている」と証言したことから、直前まで一緒に酒を飲んでいた28歳の男が犯行に関与したと判断。16日に傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

《石田真一》

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