【ロサンゼルスモーターショー08】レクサス RX 新型デビュー…日本では ハリアー 改め

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【ロサンゼルスモーターショー08】レクサス RX 新型デビュー…日本では ハリアー 改め
【ロサンゼルスモーターショー08】レクサス RX 新型デビュー…日本では ハリアー 改め 全 4 枚 拡大写真

米国トヨタ販売は19日、新型レクサス『RX』を発表した。新型は3代目。日本ではトヨタ『ハリアー』を名乗ってきたが、3代目からは日本でもレクサスRXとして販売される。

新型はガソリン1機種、ハイブリッド1機種の合計2グレード。ガソリンの「RX350」は現行と同じ3.5リットルV6を積む。最大出力は5ps向上して275psを発揮。6速ATを組み合わせる。

ハイブリッドの「RX450h」は現行の3.3リットルV6+モーターに代えて、「GS450h」と共通の3.5リットルV6+モーターを搭載した。現行と同じくエンジンで前輪、モーターで後輪を駆動する4WD方式。エンジンとモーターを合わせた最大出力は295psと現行を27ps上回る。ミッションはCVTを組み合わせた。

環境性能を高める2つの新技術にも注目。「エグゾーストヒート・リカバリーシステム」は、排気熱を利用してエンジン再始動時の暖気時間を短縮。燃費向上や排出ガス中の有害物質低減に効果がある。「クールドエグゾーストガス・リサーキュレーションシステム」は、燃料噴射のロスを減らし、燃費を改善するメカニズム だ。

外観はキープコンセプト。ボディラインはさらに滑らかな曲線となり、高級SUVらしいクオリティを表現している。空気抵抗係数(cd値)は0.32と優秀だ。ボディサイズは全長4770×全幅1885×全高1690mm。現行よりも40mm長くワイドになり、10mm背が高くなった。ホイールベースは2740mmで25mm伸ばされている。

室内は「デュアルゾーンコクピット」を採用。ナビシステムのモニターの視認性、各スイッチの操作性に配慮した。シフトは引き続きインパネ中央に配置。空調やオーディオが収まるセンターパネルには、大胆なデザインを取り入れている。

新型の北米での販売時期はRX350が2009年2月、RX450hが2009年春を予定している。日本ではレクサス店としては初のSUVとなるだけに、新たな顧客の開拓に貢献するだろう。

《森脇稔》

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