【日産 キューブ 新型発表】ターゲットは気配りを優先する団塊ジュニア

自動車 ニューモデル 新型車
【日産 キューブ 新型発表】ターゲットは気配りを優先する団塊ジュニア
【日産 キューブ 新型発表】ターゲットは気配りを優先する団塊ジュニア 全 5 枚 拡大写真

日産自動車が19日に発表した新型『キューブ』は、“ピースフル”というキーワードにもあるように、ドライバーの運転する楽しみや、所有者自身を表現するためのスタイリッシュさなどは“二の次”で、とにかく乗る人すべてに“公平にリラックスできる”空間づくりを目指してきたクルマだ。

初代キューブの開発初期から関わってきたという同社Nissan PV第一製品開発本部第二プロジェクト統括グループ主担の守屋剛氏は、ターゲットユーザーについて、「一例で言うと、『後席の人が狭い思いをしているんじゃないか』と常に気にかけてしまう、団塊ジュニアの世代だ。人とのつながりを重視して、すごく人に気を遣うというところがあるドライバーたちともいえる。そんな人たちがモノを買うときってどんな心理状態なのか、などを考えてクルマの開発を進めてきた」と語る。

さらに守屋氏は、先代から進化した点について、「だから今回のキューブは、どの席でも快適さが同じであることが必要条件となり、4席のすべての人が“公平にリラックスできる”空間をつくることを開発目標としてきたクルマといえる。さらに5人目の人が“乗ってみて大損した”と思われないような余裕も取り入れている」とも話していた。

同車の「広告の考え方」の中に、「くらべない、競わない、ゆっくりいこう」というメッセージがある。常に競争社会のなかをくぐりぬけてきた団塊ジュニアをターゲットにした新型キューブは、“クルマの中ぐらいは争いなくハッピーに”とアピールしているようだ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る