時間貸駐車場「タイムズ」を運営するパーク24と、東京西部に路線をもつ多摩都市モノレールは28日より、「PASMO」で「タイムズ」を優待料金で利用ができるパーク&ライドサービスを開始する。多摩モノレール沿線では初めての試み。
多摩モノレールの沿線では交通渋滞が深刻化している。改善策としてパーク24と多摩都市モノレールは、目的地より手前の駅に車をとめモノレールに乗り換えることで交通渋滞を回避する、パーク&ライドサービスを導入する。
パーク&ライドに利用者を誘導するため、タイムズの駐車料金を優待する。優待料金は通常料金から200円減額。交通ICカードPASMO内に記録されたモノレールの乗車履歴とタイムズの精算機システムとを連動させ、自動的に駐車料金を計算する。切符や専用の駐車券など用いないため、乗り継ぎがスムーズにできる。PASMOで駐車料金を精算することもできる。
サービス実施駐車場は「万願寺」駅前の「タイムズ万願寺駅前」と、多摩モノレール「高幡不動」駅前の「タイムズ高幡」。タイムズ高幡では京王線の高幡不動駅の乗車履歴でも優待サービスを受けられる。