【エッセンモーターショー08】VW シロッコ にポリス仕様!?

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【エッセンモーターショー08】VW シロッコ にポリス仕様!?
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欧州最大のチューニングカーイベント、エッセンモーターショーが29日に開幕する。主催者はフォルクスワーゲン『シロッコ』のポリス仕様の写真を公開した。

といっても、実際にパトロール任務に当たる車両ではない。実はコレ、ドイツ政府とVDAT (ドイツチューニング業界団体)が共同で行う「合法チューニングPRキャンペーン」のために製作された1台なのだ。

エッセンモーターショーは2005年から「TUNE IT! SAFE!」と題したキャンペーンを実施中。「違法チューニングは愛車を壊す可能性があるし、第一、交通安全上も危険なのでやめましょう」との趣旨だ。

このキャンペーンに賛同したドイツの有名チューナーが製作するポリス仕様が毎回豪華。2005年はポルシェ『997ターボ』のテックアート仕様。シルバーボディに緑のポリスデカールは来場者のド胆を抜いた。

2006年はメルセデスベンツ『CLS55AMG』のブラバス仕様。別名「ロケットポリス」の異名を取り、最高速度327km/hとスーパーカーも戦意喪失のパフォーマンスが与えられた。

スポーツカー路線から一転、2007年はスマート『フォーツー・カブリオ』のブラバス仕様を製作。ただし、ターボが追加されており、最高速度170km/hの性能を発揮した。

そして、2008年はVWシロッコがポリスカーの素材に選ばれた。1.4リットル直4TSIエンジンはABT製パーツでチューンされ、最大出力210psを獲得。足回りはアイバッハ製スプリングで強化し、タイヤはハンコック製の245/30ZR20サイズを装着した。

ルーフには青い回転灯が付き、HELLA製のフォグランプが睨みをきかせる。こんなシロッコを見て勝負を挑もうなんて強者はまずいないだろう。政府公認でこんなポリスカーを作ってしまうあたり、ドイツチューニング業界はシャレっ気たっぷりだ。

《森脇稔》

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