スズキの鈴木会長、エンジンは「大幅に整理する」

自動車 ビジネス 企業動向
スズキの鈴木会長、エンジンは「大幅に整理する」
スズキの鈴木会長、エンジンは「大幅に整理する」 全 4 枚 拡大写真

スズキの鈴木修会長は26日の新型『ラパン』発表会見の席上、世界的な新車需要の減少による経営環境の悪化に対処するため「仕事の基本的なところから見直す必要がある」と強調した。

その一例としてエンジンのバリエーションの整理統合を挙げた。同社の4輪車用エンジンは、小型車用が1000ccを最小に、1200ccから1600ccまでは100cc刻みに揃えている。鈴木会長は「営業部門の要望でそうなったのだろうが、100cc違っても変速機との組み合わせなどテストは全て行うことになり、工数は膨大になる」と指摘した。

そのうえで「合理化なんてものではなく、品質、コスト、設備などすべてを根本から見直していく」と語った。

一方で「この30年間、売り上げが伸び続けて来たので深刻さに対する(社内の)感覚がマヒしている。危機は(見直しを図る)いいチャンス」とも述べた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る