自工会、環境レポート2008を発行

エコカー 燃費

日本自動車工業会は、環境に関する様々な取り組みをまとめた「環境レポート2008」を発行した。

自工会、自動車メーカー各社は、クルマが人や自然とより良い形で共生できる社会の実現を目指して、地球温暖化対策や大気環境改善、循環型社会構築のためのリサイクルシステムの実現など、多岐にわたる取り組みを進めている。

環境レポートは、製品設計・開発段階から生産・使用・リサイクルに至るまでのライフサイクルを通した様々な取り組みについて、分野・テーマごとに目標を掲げ、その実績などの報告を毎年行っているもの。
 
2007年度における主な取り組みによると、燃費基準の早期達成では、ガソリン乗用車の新車平均燃費は2010年度燃費基準相当レベル(15.1km/リットル)を上回る16.2km/リットルだった。また、低排出ガス認定車の積極的な導入により、新車に占める割合は95%で、このうち2005年排出ガス基準75%低減車(☆☆☆☆)は約8割を占める。
 
自動車リサイクルへの対応では、ASRのリサイクル率は2005年度以降の目標値30%以上を大きく上回る64.2 - 78.0%まで向上した。生産における環境保全では、CO2、廃棄物及びVOCの各削減目標を達成し、CO2とVOCについては新たな目標を設定した。
 
今後、自工会ホームページにもレポートを掲載する予定だ、としている。

《レスポンス編集部》

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