坂道をクルマが滑走、止めようとした運転者が下敷きに

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23日午前、茨城県大子町内の民家敷地内で、乗用車が運転者不在のままで暴走。これを止めようとした運転者がクルマの下敷きとなって死亡する事故が起きた。

茨城県警・大子署によると、事故が起きたのは23日の午前10時30分ごろ。大子町町付付近にある民家の敷地内で、入口付近の私道に駐車していた乗用車が運転者不在のまま動き出した。

クルマが動き出したことに気づいた71歳の男性がこれを止めようしたが、クルマは路外に逸脱して転落。男性はクルマの下敷きとなって死亡した。転落したクルマの助手席には64歳の女性が同乗していたが、シートベルトを着用していて無事だった。

現場の私道は急な坂道。クルマはエンジンを掛けたままの状態で停車していた。警察ではサイドブレーキが甘かったことが事故の主因とみている。

《石田真一》

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