【ホンダ ライフ 試乗】クルマに助けてもらうようでは…金子浩久

試乗記 国産車
【ホンダ ライフ 試乗】クルマに助けてもらうようでは…金子浩久
【ホンダ ライフ 試乗】クルマに助けてもらうようでは…金子浩久 全 4 枚 拡大写真

新型ホンダ『ライフ』で重点的に開発されたのが、デイリー・スマイル・テクノロジーと称する運転支援技術。具体的には、軽自動車初のバックモニター付きオーディオの標準装備と進化型「Hondaスマートパーキングアシストシステム」。

パーキングアシストシステムは、前後進ともに自動操舵とした点が旧型からの改良点。バックモニターもパーキングアシストも見ないで縦列駐車と車庫入れを行ってみたが、新型ライフは元々の後方視界にすぐれているので、とても運転しやすい。パーキングアシストは、まだ“実験段階”というのが率直な感想だ。

ビギナーでも、ふたつを装備しなくとも、少し練習を積めばライフなら駐車は不得意ではなくなる。ふたつに頼ってしまうと、他のクルマに乗れなくなる。最も小さなクルマである軽自動車の運転を、クルマに助けてもらわなければ運転できないようでは、心もとない。『レジェンド』や『エリシオン』など、ボディの大きなクルマにこそふさわしい。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★

金子浩久|モータリングライター
1961年東京生まれ。著書に、『10年10万キロストーリー』、『セナと日本人』、『地球自動車旅行』、『ニッポン・ミニ・ストーリー』、『レクサスのジレンマ』、『力説自動車』(共著)などがある。

《金子浩久》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  2. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  3. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  4. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  5. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  6. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  7. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  8. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  9. MINIに新種『エースマン』登場、航続406kmのEV…北京モーターショー2024
  10. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
ランキングをもっと見る