日産自動車の志賀俊之COOは1日発表した新型『フェアレディZ』の当面の国内販売について月1000台を上回るペースを想定、2009年3月までの年度内には「年間計画台数の6000台くらいにはいきたい」と語った。
新型車はモデルサイクル平均で国内は月500台の販売を計画している。「新型車を待っていただいている方もいる」ことから、年度末までの4か月で年間の販売計画分を狙っていく。
フォアレディZは、2002年に前モデルを復活させ、6年間で世界では24万5000台を販売。うち国内は3万7000台だった。海外は主力販売先である北米に09年1月に投入する。その後、地域を広げ世界120か国・地域での販売を計画している。
フェアレディZを生産する栃木工場は、北米向け高級車などが主体のため減産を強いられており、新モデルの売れ行きは同工場の今後の稼働率にも影響する。