コスモ石油が、社会貢献活動として協賛する「横浜トリエンナーレ2008キッズ・キュレーターズプロジェクト」が10- 1 1月に全8日間開催された。
キッズ・キュレーターズプロジェクトは、現代美術の国際的祭典である横浜トリエンナーレを舞台に、子供たちがキッズ・キュレーターとして来場者に対しギャラリーツアーを行うもの。
横浜トリエンナーレ2008のメイン会場のひとつである「新港ピア」が、今回のキッズ・キュレーターズプロジェクトの舞台で、横浜市内の小中学生を中心とした総勢40人以上の子供が交替でキュレーターとして活躍した。
24組29人のアーティストたちが制作した現代アート作品について、子供たちなりに見て、感じたことをツアーに参加した観客に伝えた。最初のうちは、緊張したり、戸惑いながら説明をしたりしていた子供たちだったが、ツアー終了後に必ず反省会を行い、また自分で作品のことを調べたり、詳しい人から知識を得たりすることで、回を重ねる毎にキュレーターとして「進化」した。
日程も終盤にさしかかった頃には、自然に笑顔と元気な声でガイドができるようになり、おもちゃのマイクを使って観客に質問を投げかけるなど、彼らが独自で考えた演出で、キッズ・キュレーターズと観客が一体となって会場を盛り上げていた。
同社は協賛企業として、期間中にのべ14人が社員ボランティアとして参加し、ツアー参加者に混じりながら子供たちの活躍を見守った。