ジェイテクト、超軽量 超低トルクハブユニット軸受を開発 軽自動車向け

自動車 ニューモデル 新型車
ジェイテクト、超軽量 超低トルクハブユニット軸受を開発 軽自動車向け
ジェイテクト、超軽量 超低トルクハブユニット軸受を開発 軽自動車向け 全 1 枚 拡大写真

ジェイテクトは、軽自動車向けに「超軽量・超低トルクハブユニット軸受」を開発し、2010年度の量産化をめざす。

原油高騰や各国の排ガス規制の強化、原材料の高騰を背景に、車両トレンドも小型・軽自動車へと移行し、搭載部品の軽量・小型化、低トルク化商品の開発が急務となっている。同社では、こうしたニーズに応え、環境にやさしい商品として今回のハブユニット軸受を開発した。
 
現在、軽自動車のブレーキは、駆動輪側にディスクブレーキを、従動輪側にドラムブレーキを搭載している。新開発品は、ドラムブレーキを搭載している従動輪側に使用するハブユニット軸受。軽量化・小型化の取組みとしては、実際の車両走行・旋回時にハブユニット軸受、アクスル周辺へ負荷される荷重分布を有限要素解析で算出し、疲労強度・信頼性を十分に確保できる範囲で軸受フランジを軽量化した。ABSセンサをハブユニット軸受に内蔵することで小型化した。
 
低トルク化の取組みとしては、ドラムブレーキの構造がディスクブレーキと比べ被水し難い点に注目し、ダストシール形状の見直しにより摩擦抵抗を軽減した。
 
量産開始は2009年10月の予定で、販売目標は年間22億円を計画している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  5. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る