アウディ A5 にエレガントなカブリオレ誕生

自動車 ニューモデル 新型車
アウディ A5 にエレガントなカブリオレ誕生
アウディ A5 にエレガントなカブリオレ誕生 全 4 枚 拡大写真

アウディは2日、『A5カブリオレ』の概要を公表した。クーペの『A5』をオープン化した4シーターモデルで、『A4カブリオレ』の後継車種に位置づけられる。2009年3月のジュネーブモーターショーで正式デビューを飾る予定だ。

新型のハイライトがソフトトップ。世界的に高級オープンカーの主流がメタルルーフとなる中で、アウディはあえてソフトトップを採用した。理由は屋根を閉じた時の美しさを重視したから。ほかにも重量増加による運動性能の低下、トランクスペース減少など、メタルルーフの欠点を避ける狙いもある。

ソフトトップの開閉は全自動で、所要時間は開ける時が15秒、閉める時が17秒。50km/h以下なら走行中でもトップの開閉が可能。また、オプションのアコースティックトップを装着すれば、ルーフを閉じた際の風切り音はクーペ並みに低減できる。

トランクスペースは屋根を閉じた時で380リットル(VDA測定値)を確保。オープンにすると60リットル少ない320リットルとなるが、それでもアウディによると、クラス最大の容量だという。

室内ではオープンカーらしく頭部までカバーする空調システムが採用されるほか、後席は5対5分割可倒式として機能性を高めた。アウディは「分割シートも競合オープンモデルにはない装備」と胸を張る。

エンジンはガソリンが3機種を用意。1.8リットル直4TFSI(160ps)、2.0リットル直4TFSI(211ps)、3.2リットルV6FSI(265ps)だ。駆動方式はFFと4WDの「クワトロ」だが、3.2リットルはクワトロのみとなる。

ディーゼルは2ユニットを設定。2.7リットルV6TDI(190ps)と3.0リットルV6TDI(240ps)で、欧州複合モード燃費は2.7リットルが15.9km/リットル、3.0リットルが14.7km/リットルと優秀な数値をマークする。

このほか、A5と同じくエンジン、AT、パワーステアリング、サスペンションなどの特性をドライバー好みに切り替えられる「アウディドライブセレクト」も用意される。

A5カブリオレは2009年3月のジュネーブモーターショーで正式公開され、2009年夏から販売がスタートする予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る