NTTコムと三菱電機、情報家電の実証実験

自動車 ビジネス 企業動向

NTTコミュニケーションズと、三菱電機は、情報家電の利活用モデルを技術面、運用面で検証・評価するためのフィールド実証実験を実施する。

フィールド実証実験では、情報家電を「簡単」、「安心」、「安全」に利用していくために、NTTコムと三菱電機が開発した情報家電の設定を簡素化する技術や高度な認証技術を検証・評価するとともに、実験協力企業と連携して情報家電を用いた新たな利活用モデルの有用性を評価する。
 
具体的には、テレビ番組広告と番組リマインドメール登録が一体となったサービス「かざしてリマインダー」実証実験を行い、設置機器端末へのソフトウェア配信のシステム負荷・レスポンスタイムなどを検証・評価する。モニターは、おサイフケータイをかざすだけの簡単な操作で、手軽にサービスの登録が可能。
 
また、独居高齢者宅のドア、ふすま、冷蔵庫などに振動センサを取り付け、家庭内での活動情報を機器認証によるセキュアなネットワークを介して蓄積・解析する実験「みまもりアシスト」も実施する。人のアルゴリズム情報をソフトウェア配信機能により変更することで、システム負荷・レスポンスタイムなどを検証・評価する。モニターは、蓄積した情報から健康状況や安否状況を把握し、安全センターの「健康・医療型緊急通報サービス」を補完する。
 
両社は、今回のフィールド実証実験で得た成果を学会などに発表し、広く標準化を進めるとともに、今後も情報家電を用いた安心・安全・便利なインタ−ネットサービス利用に関する研究開発を進め、情報家電利用者への新しい価値、ライフスタイルの提案、新たなビジネス機会の創出に取り組む方針だ。

《レスポンス編集部》

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