BASF、世界規模で生産量を調整

自動車 ビジネス 企業動向
BASF、世界規模で生産量を調整
BASF、世界規模で生産量を調整 全 1 枚 拡大写真

世界最大級の化学会社、独BASFは、大幅な需要の落ち込みに伴う過剰生産能力の発生を回避するため、世界全体の約80プラントにおいて一時的に生産を停止し、また約100プラントで減産を開始した。

同社のユルゲン・ハンブレヒト会長は「10月末以降、主要市場でのお客様の需要が大幅に減少している。とりわけ、自動車業界からのお客様から注文の取り消しが相次いでいる」とコメントしている。

今回の生産調整は、自動車、建設、繊維の各業界に製品を供給する部門を中心に実施され、エンジニアリングプラスチック、塗料、繊維の前駆体の原料であるアンモニア、スチレン、ポリアミドが生産調整の対象だ。

生産の一時停止は、欧州、アジア、北米の6か所にあるフェアブント(統合生産拠点)と、その他のサイトで実施される。大半の措置はすでに実施が始まっており、各地のプラントでは09年1月まで減産が行われる。

ただ、需要の低迷が長期化し、柔軟な勤務時間体制のみで対応できない場合は、世界各地のプラントで労働時間を短縮する可能性があるという。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る