無人滑走のトラック、止めようとした男性が死亡

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1日午後、大阪府和泉市内にある造園会社の敷地内で、駐車していた普通トラックが無人のまま動き出した。トラックは近くにあった建物の外壁に衝突。トラックを止めようとした68歳の男性がドアに挟まれて死亡した。

大阪府警・和泉署によると、事故が起きたのは1日の午後3時50分ごろ。和泉市平井町付近にある造園会社の敷地内で、駐車していた普通トラックが無人のまま坂道を滑走しだしたことに運転者だった68歳の男性が気づいた。

男性はトラックに駆け寄り、運転席に入って止めようとしたが、トラックはドアを開け放ったまま近くにあった建物の外壁に衝突。この衝撃でドアが勢いよく閉まり、男性は体を挟まれる状態になった。男性は近くの病院に収容されたが、事故から約11時間後の2日未明に胸部強打が原因で死亡している。

トラックはエンジンが掛けられたままの状態。ギアはニュートラル位置だった。警察ではサイドブレーキの掛け方が甘かった可能性が高いとみて、車両の検証を進めている。

《石田真一》

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