日本電産は、資本提携を提案している東洋電機製造とその独立委員会による「3者面談」を実施、資本提携に向けた交渉を行ったと発表した。
独立委員会からの呼びかけを受け、日本電産は3者面談に永守重信社長、藤井純太郎副社長、浜田忠章常務の3人が、東洋電機の独立委員会、東洋電機の取締役3人と面会し、今後の対応について協議した。
この結果、日本電産の資本提携提案後、東洋電機から授受した情報リストと質問事項、日本電産からの回答内容のすべてを、東洋電機と日本電産が近くそれぞれ開示することで合意した。株主など、ステークホルダーへの利益の最大化を図るため。
また、情報開示後、日本電産、東洋電機、双方のメンバーによる意見交換を行う。ただ、東洋電機による情報提供完了通知が行われない限り、日本電産が応じる意見交換の回数は1回限りで、情報提供完了通知の受領後、両社間の対話を継続して相互理解を深めていくことでも合意した。