10月の経常収支、輸出の減少で黒字額が半減

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財務省が8日発表した10月の経常収支は黒字幅が前年同期比56.5%減の9605億円となり、8か月連続で黒字幅が縮小した。輸出の減少で貿易収支の黒字が大幅に減少したため。

貿易・サービス収支が10月は2か月ぶりに赤字に転落したことが響いた。サービス収支は赤字幅が縮小したものの、貿易収支の黒字額は1458億件と前年同月にくらべ87.2%も減少した。

同省が先に発表した10月の貿易統計では、輸出が前年同月にくらべ7.3%減の6兆5925億円、輸入が同8%増の6兆4466億円だった。輸出の減少は4か月ぶり、輸入の増加は13か月連続だった。

輸出の地域別増減は対米が前年同月にくらべ19%減、対欧州が同17.2%減、対アジアが同4%減、中国が同0.9%減だった。商品別では鉄鋼や鉱物性燃料が増加したが、自動車が同15%減、半導体など電子部品が12.6%減だった。

《編集部》

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