ウィラー・トラベル、エグゼクティブ車両を導入

自動車 ビジネス 企業動向
ウィラー・トラベル、エグゼクティブ車両を導入
ウィラー・トラベル、エグゼクティブ車両を導入 全 6 枚 拡大写真

高速ツアーバスを運行するウィラー・トラベルは、今月4日から東京〜大阪間で運行する便に新シート「エグゼクティブ」を搭載した車両を導入した。三菱ふそう製2階建てバスの1階部分に4座(4人分)が設置されている。

【画像全6枚】

エグゼクティブシートは、従来型の座席よりもリクライニング角度が大きく、ベッドで寝る姿勢に近いかたちでシートに納まることができることを最大の特長としている。シートには中折れ機構もあり、ゆりかごのような形状になる。

同様のコンセプトを持つシートはJR系のバス会社が運行する路線高速バスにもあるが、ウィラーはシート操作を電動化。地上デジタル放送やDVD視聴も可能な液晶モニターを備えるとともに、ノートPCを接続可能なコンセントも装備した。車内で無線LAN経由のインターネット接続を可能としており、出張などのビジネス用途も視野に入れている。

運行は東京 - 大阪間の夜行便で1日1往復。出発は21 - 22時。それぞれの目的地には7時30分前後の到着となっており、このあたりもビジネス用途を意識している。料金は閑散期と繁忙期によって値段が変わる変動性が採用されており、閑散期は9800円、繁忙期は1万1000円となる。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る