トヨタ、助学基金の給付式を開催…四川地震近くの学校に追加支援

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トヨタ自動車は、中国・四川省成都市の西南交通大学内で「トヨタ助学基金」の助学金給付式を行なった。
 
トヨタ助学基金は、経済的な理由で大学進学・進級が困難な中国中西部地域の学生を支援するため、中国宋慶齢基金会と共同で2006年に設立したもので、今回が3回目の給付式となる。
 
給付式には、今年度の給付対象となる大学20校の代表者のほか、中国宋慶齢基金会、トヨタなどの関係者が出席した。また今回、四川大地震復興支援の一環として、被災地に近い西南交通大学、重慶大学の2校に対し、2008年から2010年までの間、計60人を対象に120万元(約1800万円)を追加支援することを発表した。
 
トヨタとグループの海外事業体は、「人材育成」「環境保護」「交通安全」の3分野を中心に社会貢献活動を行っている。人材育成分野では、今回のトヨタ助学基金のほか、中国汽車工業トヨタ金杯技能工養成センター、清華大学公共管理学院との研究センターの設立。環境保護分野では、河北省で砂漠化防止に向けた緑化活動の展開や、「中国青年トヨタ環境保護賞」を設立し環境保護活動支援を実施している。交通安全分野では、公安部門の協力を得て一般市民向け交通安全教育イベントなどを実施している。
 
今後も、「良き企業市民」を目指し、中国の社会発展に積極的に貢献していきたいとしている。

《レスポンス編集部》

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