新日鉄は、11日から東京ビッグサイトで開催される「エコプロダクツ2008」に出展すると発表した。
今回「先進のその先へ!鉄がつくる、地球の未来」をキャッチフレーズに、近代製鉄発祥150周年を紹介し、身近な鉄鋼製品と、それを産み出す世界最高レベルのエネルギー効率と資源循環システムによる環境に配慮した製造工程、エコプロダクツとエコプロセスを活用した省エネ・環境問題の解決策の提案について展示する。
ブース全体のイメージとして、新日鉄が、動脈産業と静脈産業の循環の中心(結節点)にあることを、シンボリックに表現した高炉をブースの中心に据えることで示す。
近代製鉄発祥150周年については、「その昔」、「高炉の誕生」、「環境にやさしい鉄づくり」、「鉄がつくる、地球の未来」の4つのパネルと、ジオラマやたたら製鉄で作った「けら」(鉄の塊)の展示、映像を通じて紹介する。
「エコプロダクツ」では、鉄による環境への貢献を、「車」「電車と線路」、「家」、「船や橋」というカテゴリーで様々な鉄鋼製品の実物サンプルと映像、ジオラマなどを使って多彩な形で紹介する。「エコプロセス」では、世界最高のエネルギー効率と資源循環システムにより環境にやさしい鉄づくりをしていることや、各製鉄所が自然と共生し、生物多様性と地球温暖化に貢献する「郷土の森づくり」「海の森づくり」を光るパネルや実物サンプル、映像を用いて紹介する。
「エコソリューション」では、プラチックとタイヤのリサイクル、環境共生住宅によるCO2削減への貢献を実物サンプルや映像、楽しい模型を用いて紹介する。
さらに、子どもや家族連れ向けに、クイズラリーも企画、参加者には「3つのエコクリップ」と今回新しく発行する絵本シリーズ第8巻「青い地球の新モノ語り」をプレゼントする。
【エコプロダクツ08】新日鉄、高炉のブースで3つのエコを展示
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《レスポンス編集部》