富士重工業は、11日から東京ビッグサイトで開催される環境総合展示会「エコプロダクツ2008」に初めて出展すると発表した。同社が2009年に市販を予定している電気自動車のコンセプトモデルや、今春から欧州市場に投入している乗用車用初の水平対向ディーゼルエンジン「スバル・ボクサーディーゼル」など、環境保全に対する独自の技術・取組みを紹介する。
今回、スバル『プラグイン・ステラ・コンセプト』の実車を展示するほか、同乗試乗会も実施する。2009年に市販開始予定の電気自動車のコンセプトモデルで、高性能リチウムイオンバッテリーを搭載し、最小限の電池で実用に充分な航続距離を確保した高効率な電気自動車を提案する。
現在、郵便事業の郵便集配業務用車両として実証実験を進めているほか、環境省でも実証実験を実施する予定だ。
また、独自開発した草刈に最適な高性能ブラシレスモータと、1時間で充電が可能な大容量マンガンリチウムイオン電池を装着した充電式草刈機「eカッターPRO」や「スバル80/2.0ダウンウィンド型風力発電システム」の模型なども展示する。