オイル交換中にトラクタヘッドが落下、2人死傷

自動車 社会 社会

6日午後、兵庫県神戸市中央区内の運送会社敷地内で、点検作業中のトラクタヘッドが架台から落下し、オイル交換を行っていた男性2人がクルマの下敷きとなった。2人は近くの病院に収容されたが、1人が死亡、もう1人も重傷を負っている。

兵庫県警・神戸水上署によると、事故が起きたのは6日の午後1時25分ごろ。神戸市中央区小野浜町付近にある運送会社の敷地内で、点検を行っていたトラクタヘッド(けん引車両)が架台から落下。車両の下に入ってオイル交換作業を行っていた男性2人が下敷きとなった。

男性2人は近くの病院に収容されたが、41歳の男性が全身強打でまもなく死亡。38歳の男性も腰骨を折る重傷を負った。警察では安全確認しないままクルマのエンジンを掛けたとして、25歳の男を業務上過失致死傷容疑で逮捕している。

死傷した2人はトラクタヘッドの前輪を架台に乗せて作業を行っていた。逮捕された男は2人の指示に従ってエンジンを掛けたが、車両のギアが入っており、エンジン始動と同時に動き出し、架台から落ちたという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  4. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る