駐在所にクルマが突っ込む

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7日夜、千葉県富里市内の県道を走行してきた乗用車が交差点を右折した際、隣接する千葉県警・成田署の駐在所に突っ込む事故が起きた。建物は中破。クルマはそのまま逃走したが、警察は翌8日に22歳の男2人を逮捕している。

同署によると、事故が起きたのは7日の午後8時15分ごろ。富里市十倉付近の県道で、交差点を右折してきた乗用車が同署・実の口駐在所の建物に突っ込んだ。クルマは駐在所の事務室にあたる建物東側を直撃。木造の建物は中破したが、この駐在所に勤務する36歳の巡査と家族は西側の住居部分にいて無事だった。

突っ込んできたクルマはUターンして逃走。警察では建造物損壊や当て逃げなどの容疑で捜査を開始。事故の一部始終は歩行者が目撃しており、警察ではナンバーから容疑車両を早期に特定。クルマを運転していた22歳の男を道路交通法違反(事故不申告)で。事故当時に同乗し、事故車両を自宅敷地内に隠蔽していた22歳の男を犯人隠避容疑で逮捕した。

現場は片側1車線。道路を挟み、駐在所と反対側の縁石にタイヤが擦過した痕跡があることや、運転していた男が「運転をミスした。頭が真っ白になって逃げてしまった」などと供述していることから、故意による破壊ではないとみられている。

クルマには逮捕された以外に2 - 3人の男が同乗しており、現場から徒歩で逃走している。警察ではこの男らの特定も急ぐ方針だ。

《石田真一》

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