米国で恒例の10ベストエンジンが決定---番狂わせ

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米国で恒例の10ベストエンジンが決定---番狂わせ
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米国の『ワーズオートワールド』誌は7日、「10ベストエンジン2009」を発表した。エンジン性能に着目して優秀な10台を選ぶもので、日・欧・米・韓から10機種が出そろった。

10ベストエンジンは1995年から開催。「エンジンオスカー」と称されるように、エンジンのエンターテインメント性や環境性能に的を絞って、同誌の編集者5名が10エンジンを選出する。

選考条件は2009年3月まで米国市場で継続して販売されること。また、価格は5万4000ドル(約500万円)以下に限定される。したがって、フェラーリやランボルギーニ、日産『GT-R』やシボレー『コルベットZR1』などのスーパーカーは除外された。

結果は以下の通り。
・トヨタ/レクサス『IS350』の3.5リットルV6
・ホンダ『アコードクーペ』の3.5リットルV6
・BMW『135iクーペ』の3.0リットル直6ツインターボ
・BMW『335d』の3.0リットル直6ツインターボディーゼル
・アウディ『A4アバント』の2.0リットル直4・TFSI
・VW『ジェッタTDI』の2.0リットル直4・TDI
・GM/キャデラック『CTS』の3.6リットルV6
・フォード『エスケープハイブリッド』の2.5リットル直4+モーター
・クライスラー/ダッジ『チャレンジャー』の5.7リットルV8HEMI
・ヒュンダイ『ジェネシス』の4.6リットルV8

今年の番狂わせといえば、日産のVQエンジンが落選したことだろう。14年連続で選出されていただけに、ファンにとっては残念なところ。また、賞の傾向として、ディーゼル(BMWとVW)、ハイブリッド(フォード)と環境志向の高まりを反映している点が挙げられる。また、トヨタの3.5リットルV6とアウディの2.0リットル直4・TFSIは4年連続の選出。パワー、回転フィール、サウンドなどの面で高い評価を受けている。

《森脇稔》

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