いすゞ自動車は毎年、「エコプロダクツ」に環境対応車を出展して環境への取り組みをPRしているが、今回は例年と違った演出を行った。大きなスペースを割いて「森のつみ木広場」を設置したのだ。
そこにはヒノキの間伐材でつくった積み木が無数に置かれ、子供たちが夢中になって遊んでいた。積み木で遊ぶことによって、木の自然な香りや肌触りを感じてもらい、子供たちに自然の大切さを理解してもらう。と同時に、いすゞの環境活動に対して理解を深めてもらう。そんな狙いがこの広場には込められている。
同社は今年5月、NPO団体「オイスカ」と共同で、富士山で植林活動を始めた。今後3年間、この活動を続けていき、その後は別の場所で植林活動を行うという。「ゆくゆくは“いすゞの森”をつくれないかと考えています」と同社関係者は熱い思いで話していた。