東京ビッグサイトで11日に開幕した「エコプロダクツ2008」では、ハイブリッド車、電気自動車、クリーンディーゼル車などさまざまなクルマが出展されている。その中で、カラフルで一際目を引いたのが、多田自動車商会が出展した『マーチ』だ。
なにしろ、ボディがパーツごとに赤、黄、緑、青、シルバーと違うのだ。しかも、そのマーチはリムジン。「これは、決して塗装をしたわけではなく、色違いの中古パーツを集めてきてつくったものなんです」と同社の多田幸四郎会長は話し、その製作に200万円かかったという。
同社は兵庫県三木市に本社を構えるクルマの解体業者で、廃車の買い取りやリサイクルパーツの販売を行っている。そして、このマーチは昨年の大阪モーターショー用に製作したそうだ。「ちゃんと走ることができるので、車検を取って街中を走らせたら面白いでしょうね」と多田会長。そうなったら、注目されるのは間違いないだろう。