スタンダードエンジン導入は見送り…FIAがコスト削減策を発表

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
スタンダードエンジン導入は見送り…FIAがコスト削減策を発表
スタンダードエンジン導入は見送り…FIAがコスト削減策を発表 全 1 枚 拡大写真

FIAが大幅なコスト削減に関してFOTAと合意に達した詳細を発表。FIAではこのプランによって現在の予算の3分の1にまで抑えたいとしている。

主な変更エリアはエンジン、シーズン中のテスト、スタッフ数。FIA案にFOTAが賛成したことで、来季からのスタンダードエンジン導入案は正式に見送られたとのこと。

この決定は、ホンダ撤退というアラートにFIAとFOTAが呼応した結果という見方もされている。

2009年に関する主な変更点

エンジン
■エンジンライフは2倍にする。各ドライバーはシーズン中最大で8基のエンジンが使用可で、そのほかにテストでは4基を使用することができる(計20基)。
■回転数の上限は1万8000回転。
■11月5日に可決された3レースで1エンジンのルールを施行。
■独立チームのエンジンコストは、2008年費用の約50%に。

テスト
■レースウィークエンドに予定されているテストを除き、シーズン中のテストは禁止。

ファクトリーでの活動
■所在地の法律を遵守し、ファクトリーを年に6週間閉鎖(休業)すること。

レースウィークエンド
■スポッターの必要性を排除するため、タイヤと燃料に関する情報を共有するなど様々な手段を用いて人員の削減を行うこと。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  4. 「スポーツバイクの王者」新型スズキ『GSX-R1000』発表! 40周年で大幅改良、日本市場復活なるか
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る