日産・ルノー、スイスの電力会社とEVに関するパートナーシップを締結

自動車 ビジネス 企業動向

ルノーと日産自動車は、スイスの電力会社EOS(Energie Ouest Suisse)とスイスでの電気自動車(EV)の普及促進、バッテリー充電網の構築のため、ゼロ・エミッションモビリティに向けたソリューションの開発で協力することで合意した。

合意に基づいて日産、ルノーとEOSは、スイス国内全域へのバッテリー充電ネットワークの設置、そのメンテナンスの方法を検討していく。また、日産、ルノーがEOSへEVをフリートで供給することも検討するほか、EVの利用を促進するための教育プログラムを策定し、サポートしていく。
 
EOSは、スイスの主要電力会社で、発電量の85%を水力発電で行っている。日産の欧州拠点があるスイスでは、EOSがゼロ・エミッションプログラムでの初めてのアライアンスとのパートナーとなる。
 
スイス国内のCO2全排出量のうち、輸送機関からの排出は1600万tで、暖房装置からの排出量に次ぐ排出量全体の33%を占めている。スイス国内の自動車の15%が2020年までにEVになれば、輸送分野のCO2排出量は、年間110万tの削減が可能となる。
 
日産のカルロス・タバレス副社長は「スイスでのゼロ・エミッションモビリティの実現を目指し、インフラを構築し諸条件を整備するためにEOSと協力して取り組んでいく」と述べた。
 
日産とルノーは、イスラエル、デンマーク、ポルトガル、モナコ、フランス電力公社のEDF、米国ではテネシー州、オレゴン州、北カリフォルニア・ソノマ郡とゼロ・エミッションに関するパートナーシップを開始している。日本では、神奈川県、横浜市と同様のパートナーシップを締結している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  4. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  5. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  6. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  7. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  8. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  9. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
  10. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る