ホンダ年末会見 福井社長「何らかの支援でビッグ3を健全な体質に」

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ年末会見 福井社長「何らかの支援でビッグ3を健全な体質に」
ホンダ年末会見 福井社長「何らかの支援でビッグ3を健全な体質に」 全 1 枚 拡大写真

ホンダの福井威夫社長は17日の年末会見で、ビッグ3の問題について触れ、「基本的には優勝劣敗の世界」としながらも、「今回は特異な状況で、何らかの支援で健全な体質に戻るということがベストな方向だと思う」と述べた。

ビッグ3の1社でも破綻したら、世界中の自動車メーカーにとってインパクトが大きく、「破綻の仕方によっては好ましくない状況になる」(同)。しかし、米政府による支援が「適正な競争を欠くような、不公平な支援であってはならない」と注文を付けた。

また、米国での部品調達については、ビッグ3の話題が出始めた時から、さまざまなリスクを検討してきたそうだ。ホンダの場合、米国資本100%の現地メーカー数十社から部品を調達している。

それらを全社洗い出し、万が一にビッグ3の1社がおかしくなった時に、影響を大きく受ける企業を調べたという。その結果、「1か月持ちこたえられれば、日本から部品を供給するなど、いろいろと代替手段がとれる」とした。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る