強引な追い越しで正面衝突、臨月の女性も死亡

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15日朝、愛知県刈谷市内の国道155号で、強引な追い越しを開始した乗用車が前走車に接触。その弾みで対向車線側に飛び出し、順走してきた対向車と正面衝突する事故が起きた。対向車には後続車も追突。この事故で3人が死傷している。

愛知県警・刈谷署によると、事故が起きたのは15日の午前8時50分ごろ。刈谷市稲場町付近の国道155号を走行していた23歳男性の運転する乗用車が、前走するクルマを追い抜こうと急加速。そのまま前走車の後部に接触し、弾みで対向車線側に飛び出した直後に対向車線を順走してきた別の乗用車と正面衝突。対向車線の後続車もこれに突っ込み、車両3台が関係する多重衝突に発展した。

正面衝突した2台のクルマは大破。逸脱側のクルマを運転していた男性と、対向車線の順走車を運転していた31歳の女性が全身強打で死亡。順走車に同乗していた3歳の男児が腕を骨折するなどの重傷を負っている。

現場は片側2車線の直線区間。警察によると、死亡した女性は臨月で、事故当日が出産予定日だった。胎児も助からなかったという。

《石田真一》

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