千葉県警は15日、仕事上のトラブルから親類の男性を故意にクルマではねた上、頭部をバールで殴打して重傷を負わせたとして、28歳の男を殺人未遂の現行犯で逮捕した。犯行を大筋で認めているという。
千葉県警・松戸署によると、逮捕された男は15日の午後1時50分ごろ、松戸市田中新田付近にある八柱霊園の敷地内で31歳の親類男性に向かって軽トラックを故意に衝突させた疑いがもたれている。
男性は足を負傷して敷地内にある道路に倒れこんだが、男は逃げようとする男性を追いかけ、頭部をバールで数回に渡って殴打。男性の殺害を図ろうとしたが、目撃者に取り押さえられ、駆けつけた同署員に引き渡された。警察は未必の殺意が生じていたと判断し、殺人未遂の現行犯で逮捕した。
調べに対して男は「遅刻が多いと男性に叱責されて腹が立った」と供述。茨城県つくばみらい市にある自宅から現場に向かい、造園業務をしていた男性を襲撃したという。