15日夕方、北海道比布町内の道央自動車道下り線で、単独事故を起こして被害状況を確認しようと車外に出た男性が、後続の乗用車にはねられる事故が起きた。男性はまもなく死亡。警察は後続車を運転していた男を逮捕している。
北海道警・旭川方面本部交通課によると、事故が起きたのは15日の午後5時ごろ。比布町内の道央自動車道下り線を走行中の乗用車が路外に逸脱。道路左側の斜面に衝突した。
クルマを運転していた49歳の男性は被害状況を確認しようと車外に出たが、この直後に後ろから進行してきた別の乗用車にはねられた。男性は全身を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡。警察は後続車を運転していた32歳の男を自動車運転過失致死容疑で逮捕している。
現場は片側1車線。当時は吹雪いており、最高速度を50km/hとする規制が実施されていた。視界は悪く、路面も滑りやすい状態だったという。警察では前方不注視が事故の主因と推測している。