三菱ふそうトラック・バスは18日、大型トラクタの原動機に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2000年3月14日 - 2005年8月26日に製作された5662台。
エンジンを支持しているエンジンリヤマウントの防振ゴム部の強度が不足しているものがあるため、マウントゴム部に亀裂が発生して破断し、エンジンフロントマウントも損傷してエンジンオイルの漏れや変速不能となり、走行不能に至るおそれがある。
全車両、エンジンリヤマウントを点検し、良品が装着されていない場合は、良品に交換するとともに、エンジンフロントマウントを新品に交換する。
不具合発生件数は29件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。