タダノは19日、ホイール・クレーン『GR-250N-2』の車速センサー用配線に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2008年7月14日 - 同年11月18日に製作された197台。
トランスミッションに備えられている車速センサーで、アース用配線取り付け端子部の防水処理が不適切なため、雨水等が配線内をつたい、車速センサー用コネクタ内に侵入し、コネクタ内が短絡して正常な速度表示や自動変速ができなくなるおそれがある。
全車両、アース用配線および車速センサーを新品に交換するとともに、アース用配線取り付け端子部にシール剤を塗布する。
不具合発生件数は16件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。