【デトロイトモーターショー09】シボレーの小型SUV…フルモデルチェンジ

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【デトロイトモーターショー09】シボレーの小型SUV…フルモデルチェンジ
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GMは21日、新型シボレー『エクイノックス』を公開した。シボレーブランドの量販小型SUVで、新型が2代目。新開発の2.4リットル直4直噴エンジンを搭載し、EPA(米国環境保護局)高速燃費12.75km/リットルというクラストップの燃費性能を実現した。

外観は『マリブ』、『トラバース』など最新シボレー車に通じるフロントマスクを採用。フロントウインドシールドは現行型よりも75mm前進させて、空気抵抗を減らしたスリークなフォルムを実現した。ボディサイズは現行よりも全長を25mmコンパクト化し、全幅を25mmワイド化。ホイールベースは2857mmと長めに取られた。

エンジンは直噴ガソリン2機種で、2.4リットル直4(182ps)と3.0リットルV6(255ps)。グレードはLS、LT、LTZの3タイプで、駆動方式はFFと4WDを用意した。

とくに2.4リットルは燃費性能に優れ、EPA燃費は市街地走行が8.9km/リットル、高速走行が12.75km/リットル。直噴化や電動パワーステアリングの採用によって、燃費は現行比で約25%改善した。GMは「高速燃費はクラストップの実力」と説明。3分の2の顧客がこの2.4リットルを選択すると想定している。

インテリアは「マルチフレックスリアシート」の採用がニュース。前後に203mmのスライド機構を持たせることで、クラス最大級の足元空間を実現した。後席シートバックは6対4の分割可倒式。荷室容量はシートバックを起こした状態で、889リットルを確保した。6エアバッグなど、高い安全性能も追求している。

新型エクイノックスは2009年1月のデトロイトモーターショーで正式公開。北米では2010年モデルとして、2009年年央から販売される。トヨタ『RAV4』、日産『ローグ』、ホンダ『CR-V』などと競合することになる。

《森脇稔》

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