トヨタ初の営業赤字に転落、販売不振と為替影響が直撃

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ初の営業赤字に転落、販売不振と為替影響が直撃
トヨタ初の営業赤字に転落、販売不振と為替影響が直撃 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車は、2009年3月期連結決算で、営業損益が1500億円の赤字に転落するとの業績見通しの下方修正を発表した。トヨタが営業利益段階で赤字になるのは同社の業績の残っている1941年3月期以来初めて。世界的な自動車需要減少や急速な円高ドル安の進行で業績が急激に悪化する見通し。

売上高は23兆円を予想していたが21兆5000億円に下方修正した。前年同期比18.2%の減収となる見通しだ。
 
中間決算発表時に1兆円下方修正して6000億円を見込んでいた営業利益は営業赤字となる見込み。
 
税金等調整前当期純利益も6400億円を見込んでいたが、500億円の赤字に転落する見通し。最終利益は5500億円を見込んでいたが10分の1の500億円にとどまる見通しだ。前年同期は1兆7178億円の黒字だった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. トヨタ『SORA』にリコール…ワンマンバスの構造要件を満足しないおそれ
  5. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る