双日、バイオETBEの取扱いを本格化

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双日、バイオETBEの取扱いを本格化
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双日は、南米最大の石油化学会社であるブラジルのブラスケム社と、バイオETBEの長期売買契約を締結。2009年からバイオETBEの取り扱いを開始し、2010年には日本向け・欧州向けを合わせ、年間約15万キロリットルの取り扱いを目指し、順次拡大する計画。

バイオETBEに使用する原料のエタノールは、ブラスケム社の親会社であるブラジルの大手コングロマリットのオーデブレヒト社と双日が共同出資するバイオエタノール・砂糖製造会社エーテーアガー・ビオエネルジア社からも今後ブラスケム社に供給される見通し。

バイオエタノールの原料となるサトウキビ栽培から、エタノール生産事業、バイオETBE生産事業とその輸出販売までを手がけることで、競争力のあるバイオ燃料サプライチェーンの構築を目指す。

バイオETBEは、エタノール43%とイソブチレン57%を化合してできる素材で、穀物などの食糧需給への影響が少なくCO2削減効果の大きいとされるバイオマス燃料。日本の石油業界では、年間84万キロリットルのバイオETBEを2010年から本格的に導入する計画で、欧州でも政策的にバイオETBEの導入を進めており、既に年間約400万キロリットルが流通している。

《レスポンス編集部》

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