盗難車の発覚を恐れて逃走、列車と衝突

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22日正午ごろ、千葉県市川市内の京成電鉄本線の踏切で、遮断機が作動した後に踏切内に進入してきた軽乗用車と、通過中の下り普通列車が衝突した。クルマは近くの駅まで約90m押し出されて大破。運転していた男性が死亡している。

千葉県警・市川署によると、事故が起きたのは22日の午後0時10分ごろ。市川市北方1丁目付近の京成電鉄本線の踏切で、遮断機が作動した後に踏切内へ進入してきた軽乗用車と、通過中の下り普通列車(京成上野発/臼井行き、6両編成)が衝突した。

クルマは約90m先にある鬼越駅構内まで押し出されて大破。運転していた43歳の男性は全身を強打したことが原因で死亡した。

その後の調べで、事故を起こしたクルマは盗難車だったことが判明。ナンバープレートも盗難されたものだった。また、直前には現場の踏切から約450m離れた国道14号でクルマ2台に当て逃げしていたこともわかった。

警察では運転していた男性が盗難車であることの発覚を恐れて逃走。遮断機の下りていた踏切を強引に突破しようとして列車と衝突した可能性が高いと推測している。

《石田真一》

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